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何もしたくない、やる気が出ないとき

やらなければいけないことは分かっている。頭の中では順番まで決まっている。それでも体が動かない。そういう日が何日も続くと、自分はなまけているだけなのではないかと思えてきます。

ただ、なまけている人はたいてい落ち込みません。動けないことを気にして自分を責めているなら、それはもう気力が足りていない状態のほうに近いです。

やる気は、待っていても出てこない

やる気が出てから始めよう、と考えているうちは、たいてい始まりません。順番が逆で、少し手をつけたあとから気持ちがついてくることのほうが多いからです。

だから必要なのは気合いではなく、始めるときのハードルを下げることです。机に向かうのではなく、椅子に座るところまで。掃除ではなく、コップを一つ流しに運ぶところまで。

こういうことが続いていませんか

四つ以上が二週間以上続いているなら、性格や気の持ちようの話ではなく、心と体が消耗している状態として見たほうがいいです。

連休明けや季節の変わり目に増えます

五月病という言い方があるように、環境が変わったあとや長い休みのあとに動けなくなるのはよくあることです。日曜の夕方になると気が重くなるサザエさん症候群も、同じところから来ています。

緊張していたものがゆるんだとき、それまで我慢していた分が遅れて出てきます。休んだのに元気にならないのは、休みが足りなかったのではなく、休みでは戻らないところまで来ていたということです。

今日できる小さいこと

逆にしんどくなること

動けない自分を叱って予定を詰め込むと、できなかったときにさらに落ちます。ほかの人の一日と比べるのも同じで、比べる相手はいつも調子のいい日の誰かです。

それから、動けるようになってから連絡しようと考えて人との連絡を止めてしまうと、戻るきっかけまで減ってしまいます。

相談したほうがいい目安

二週間以上ほとんど毎日続いていて、仕事や家のことに支障が出ているなら、心療内科や精神科で今の状態を見てもらったほうがいいです。眠れない、食べられない、何も感じないという状態が重なっているときは早いほうがいいです。

受診はおおげさなことではありません。今どのあたりにいるのかを確かめるだけでも、次にやることが決まります。

言う場所がないとき

動けないという話は、口に出すと言い訳のように聞こえてしまいそうで、しまい込んでしまいがちです。しまったままにすると、動けない理由がそのうち自分の性格の話にすり替わっていきます。

どこでもいいので、一度そのまま外に出しておくと、それだけで少し違います。


ひとりで抱えてきたことがあるなら、名前を出さずに書いてみるのもひとつの方法です。

告解 — 匿名で書いて、なぐさめが届くアプリ

つらさが続くときは、ひとりで抱えないでください。
いのちの電話 0570-783-556 · #いのちSOS 0120-061-338