休むことに罪悪感がある、何もしない日が落ち着かないとき
やっと来た休みの日。昼まで寝て、動画を見て、気づいたら夕方。「一日をムダにした」と落ち込んで、日曜の夜にはかえって疲れている。有給を取る日も、同僚に迷惑をかけている気がして、スマホで仕事のチャットを何度も確認してしまう。
休むことに罪悪感を覚える人は、まじめで責任感が強い人が多いです。ただ、休めないまま走り続けると、ある日ぷつんと動けなくなることもあります。休むのは怠けではなく、次に動くための準備です。
休むと罪悪感がわく、よくある理由
- 子どものころから「ちゃんとしなさい」「だらだらしないで」と言われて育った
- 役に立っているときだけ、自分に価値があると感じてしまう
- 周りの人ががんばっているのに、自分だけ休むのが申し訳ない
- SNSで、休日も充実している人ばかり目に入る
- 職場が「休まないのが当たり前」の雰囲気になっている
どれも、性格の弱さではありません。長い時間をかけて身についた考え方のクセです。クセなので、少しずつ書き換えることができます。
少しずつ、気持ちよく休むための工夫
- 休みを「予定」として手帳に書く。「何もしない」を立派な予定にしてしまう
- 「休んだ」ではなく「充電した」と言い換える。言葉ひとつで受け止め方が変わります
- 休日の最初に、小さなことを一つだけ済ませる。洗濯一回、ゴミ出しだけでも十分
- 仕事の通知は、休みの日だけオフにする。最初は半日からでもかまいません
- SNSを見る時間を決める。他人の「充実した休日」は、その人のいちばんいい場面だけです
- 夜に「今日休めたこと」を一行だけメモする。休めた自分に丸をつける練習です
「ゴロゴロしてしまった」と思ったら、体がそれを必要としていたのかもしれません。疲れているときほど、体は横になることを選びます。責めるより、「よく休めた」と事実だけ受け止めてみてください。
休んでも回復しないときは
- 何日休んでも疲れがとれず、朝起きるのがつらい状態が二週間以上続いている
- 好きだったことが楽しめなくなった
- 眠れない、または寝ても寝ても眠い
- 「自分なんていないほうがいい」と考えてしまう
こうしたサインが重なっているときは、休み方の問題ではなく、心や体がかなり消耗している可能性があります。心療内科やメンタルクリニック、職場の相談窓口に、早めに話してみてください。
「休んでごめんなさい」を、外に出す
休むたびに胸の奥に残る「申し訳ない」という気持ちは、誰にも言えないまま積もっていきがちです。身近な人に話しにくいなら、名前を出さずに書き出してみるのもひとつの方法です。言葉にして外に出すだけで、次の休みが少し軽くなることがあります。
ひとりで抱えてきたことがあるなら、名前を出さずに書いてみるのもひとつの方法です。
つらさが続くときは、ひとりで抱えないでください。
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